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Kevin Lyttle

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バイオグラフィ

セントビンセントおよびグレナディーン諸島出身のソカ・シンガー。 1976年9月14日生まれの27歳。 本名レスコット・ケヴィン・リトル・クームズ(LESCOTT KEVIN LYTTLE COOMBS)。 首都キングスタウンで生まれた彼は、幼い頃から片親のもとで育つ。 14歳の時、叔父がマネージャーを努めるダンス・チームに加わるとカリブの国々を興行で回る。 同時に中学校のヴォーカル・グループにも参加し、その頃大ヒットしていたR&Bグループ、サーフェスの「シャワー・ミー・ウィズ・ラヴ」のカヴァーを自分の持ち歌として披露した彼は大きな賞賛を浴びる。 歌うことの楽しさに目覚めた彼は、将来はプロのアーティストとして活動することを次第に夢見るようになる。 だが、そうは言っても貧困に直面する現実の生活がそこにあった。 ◎生活費を稼がねばならない彼は電気技師の資格を取るべくカレッジへと進学。 卒業後、税関へ就職した彼は、仕事の合間を利用してペンとメモ帳を片手に自宅で曲のアイデアを書き溜めていった。 資金的余裕がなくスタジオを借りることさえままならなかったが、2001年に「ターン・ミー・オン」を書いた彼は、地元のプロデューサーであるエイドリアン・バリーの支援もあって、ついにこの曲をレコーディング。 この時、後に世界が熱狂するサウンドが誕生したのだ。 ◎エイドリアンが監修するコンピレーションに収録され、地元のカーニバルで披露された「ターン・ミー・オン」は、またたく間にカリブ諸国を席巻。 そしてケヴィンにはその後の運命を左右する出会いが待っていた。 ショーン・ポール、ウェイン・ワンダー等のツアーを手掛け、ダンスホール・シーンでは大手のマネージメント/コンサート・エージェント会社であるヘッドライン・エンターテイメントのアリソン・ハントがケヴィンに無限の可能性を感じ、支援を申し出たのだ。 アリソンのバックアップでカリブ諸国をはじめアメリカ、UKを回った彼は各地でオーディエンスを熱狂させ、見事、昨年のReggae/Soca Award 2003でSoca Male ArtistとSoca Songを受賞する成功を収めた。 ◎こうして「ターン・ミー・オン」は日本を始めとする各国の現場でヘヴィー・プレイされ世界中のダンスホール・シーンで大ブレイク。 結果的にアトランティックとメジャー契約を結ぶ至った。 昨年末にシングルがメジャー・リリースされたイギリスではシングルチャートで初登場2位、その後7週間TOP10にランクインという快挙を達成。 今やダンスホール・シーンで最も期待される新人となったのである。
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