焚火の名残　〜記念撮影〜

「アオハルかよ」 青春を謳歌する若者に、今しかできないことを無我夢中でやっている人に、あるいは自分がそのような場面に出くわしたときに思わず発してしまったことがあるかと思います。 この言葉には色々な気持ちが含まれていると思います。それは憂いだったり羨望だったり。はたまた嫉妬だったりないものねだりだったり。 そもそも青春とは「夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの」というらしいですね。 若い時代を指しているように、大人になり、社会に出てしまうと青春は遠い思い出の1ページとなり現在の自分とは縁遠いもののように感じてしまうのでしょう。 ​しかし、世の中には以下のような考えを持つ人もいます。 青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。（後略）つまり青春はいくつになっても謳歌できるのだ。 サムエル・ウルマン「青春の詩」より 若いから青春があるのではなく、青春だと感じているからこそ若いのだということですね。目標や野望を持ち、ひたむきに努力をして、日々の生活に輝きを見出す。それができるのはまさに今であり、今しかできないことをやることに意味があるのでしょう。 人生で1番若いのは、今このときなのですから。