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説明文

ただ生き永らえるためにだけ 命を消費するのはつまらない。 ─何のためにこの命を使うか? 我が全身を捧げるべきものは何か? 我が全霊を傾けるべきものは何か? 命そのものが輝きだすのは きっとそれを見つけた瞬間からだろう。 人間利己で生きるのはほどほどに 利他であるほうが余程ひとは幸せになれる。 不幸の原因は利己主義が横溢した社会。 敢えてそのように仕向けられたのかは知らぬが 僕らは今ここで立ち止まり そのような価値観を転換させる時ではないか? 僕らが今こそ取り戻すべきなのは─日本人のこころだよ。 電車の中で僕がノーマスクだからか避けるように席を離れ車両を移動する人たちがたまにいる。彼らにしてみれば僕のような者こそ利己主義の塊のように見えるのだろう。 気の毒な人たち─僕は常に彼らをそのように見てしまう。コロナに心まで汚染された人たち。テレビの影響力の大きさといかにそれが有害なものかをそんな時改めて思う。 日本人を襲ったコロナパニックはテレビによる洗脳がもたらしたものだ。全国民をワクチン接種へと誘導するために。このことに気づいていない人が多すぎる。 見えないウイルスへの脅えは我が命を惜しむが故に当然の如く人々を利己主義へと向かわせる。人に移さないためのマスクや人に移さないためのワクチン─これはマスコミが作り出した欺瞞に過ぎない。そう信じ込んでいる人もいるだろうがまず一義的には〈自分が移されたくない〉だろう。席を移動する人たちは自分の利己主義を覆うこの見え透いた欺瞞にさえ気づいていない。彼らを気の毒な人たちというのはそういうことだ。 テレビはこのような欺瞞に充ちた利己主義を人々の心の中に増幅させたのだ。テレビがいかに有害なものか。僕らの社会をおかしくしてしまったのはテレビのせいだと云ってもいい。 利己主義は無駄に命を惜しむ人々の中に生まれる。命は当然惜しむべきものだが要はその使い道だ。命を過剰に惜しむが故に社会全体にそのための犠牲が及ぶことを省みない。社会の閉塞感のために自殺者が増えても気にしない。コロナで死にたくない人たちはワクチンで死ぬ人たちを‘見て見ぬふり’とは云わないがそれは仕方のない犠牲だとでも思うのだろうか?そしてこのような利己主義の最大の犠牲者は子供たちだろう。云うまでもないことだ。 今僕が望むことは唯ひとつ─この社会をコロナ前の‘当たり前’に戻したい─それだけなのだ。 マスクを外すことの視覚的効果は絶大だと僕は考えている。そしてその効果によって人々のこの三年に及ぶ洗脳も自然に解けていくだろうと。その時初めて人々は自分たちがこの三年間に何をされたのかそのことにようやく気づき始めるのだろうと。 僕らにもたらされたこの空白の三年間─この間に起きた事の重大かつ深刻な意味に気づかなければ僕らの社会はこのまま取り返しのつかない処にまで行ってしまう。それを回避するためにはまず事実の正しい認識と意識の大変革が必要なのだ。─そのための第一歩こそまずはマスクを外すこと。それ以外にないのです。
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