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日々、ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをご紹介。 11月もAWA MOSH PITクルーは配信も含め多くのライブをチェック。その数、28アクト。 一日も早く制限なく皆でライブを楽しめる日々が戻ってくることを心から願い、ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、このプレイリストをお届けします。 ※ライブハウスの営業自粛が依然あることを鑑み、ライブハウス以外からの配信ライブも一部含めております。 ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力が伝わったら嬉しいです☺︎ 📝AWA MOSH PITクルーレポ 11/4(水)シロとクロ@渋谷CRAWL :ライブハウスのフロアで互いに向かい合ってのスタイルでライブを披露。新Digital EP.のリリースや新メンバー加入の発表もあり、メモリアルなライブになったこの日。より力強くなり幅が広がったサウンドとVo.ヒノの歌声との掛け合わせで、スケールアップしたバンドのパワーを感じた!今後の飛躍により深い確信が持てたライブであった。 11/7(土)なきごと@渋谷CLUB QUATTRO :10/24に開催されたライブの映像を配信ライブとして公開。Vo.水上ゑみりの『この日をずっと待ってました!』の一言でライブはスタート。これまで温存していたエネルギーを爆発させるように、ロックバンド・なきごとらしいステージング。『このあと0時から配信です!』と発表し披露された「ラズベリー」は今後、なきごとのライブで重要な1曲になること間違いなし。夜を感じるロックを鳴らすことにおいて、なきごとの右に出るバンドはいないと改めて痛感させられた。 11/7(土)キュウソネコカミ@関西学院大学 新月祭 :母校関西学院大学の学祭ライブに史上初の2度目の出演となったキュウソネコカミ。関学キャンパスの名物「中央芝生」に見立てたコーナンで購入した芝生の上での演奏や学長の名前を叫ぶなど、母校愛溢れる自由で楽しいライブで自然と笑顔になれる幸せな時間に。やっぱりライブは最高だね!次はライブハウスで心の底からぶち上がろう! 11/8(日)Lyric Jack@下北沢mona records :KNOCKOUT FES 2020 出演。Vo./Gt.森口楽絃の歌詞の世界観と言葉選びに驚かされた。10代でここまで壮大な物語を描くことはそうできない。Vo./Gt.森口の繊細で力強い歌声と女性コーラスのGt.旭くにこ、Ba.前田梨沙、Dr. 江田遥のハーモニーが心地よくて所謂エモさを感じる。『お客さんとして来ていて、ずっと出たかったKNOCKOUT FES』とMCで語り、一音一音を丁寧に届けてくれた。 11/8(日)明くる夜の羊@下北沢ERA :KNOCKOUT FES 2020で下北沢ERAに登場。会場が入場規制になるほど、熱いエモーショナルなライブ。配信では味わえない、バンドサウンドの音圧がしっかりと響いてきた。Vo/Gt.カワノユイの可愛らしさとエモさが混じった歌声に聴き惚れる。Gt.クラシマヒロミチ、Ba.ウラヤマナツキのステージパフォーマンスを観て、自然と体が動き拳を突き上げていた。フロントの3人をDr.ノグチアユムの正確で迫力のあるドラミングが支える。1曲目からトップギアで、全力で自分たちの音楽を届けてくれた。セトリ最後の「燈した先に」では生きづらくなったこの世の中に明るい光を照らすようなアクトを見せてくれた。 11/8(日)南無阿部陀仏@下北沢Flowers Loft :KNOCKOUT FES 2020で下北沢Flowers Loftに登場。南無阿部陀仏と同世代と見受けられる若者が多く彼らの登場を待っていた。登場して1曲目、「若者よ、耳を貸せ」のアカペラで始まるが、今はお客さんが一緒に歌えない。精一杯拳で応える光景が輝いて見えた。Vo.まえすがステージを右に左に動き回り、お客さんに音楽を届けている姿は心を打つものがあり、まさに「若者よ、耳を貸せ」を体現しているようだった。とにかく、直球勝負の姿勢が多くの若者の心に熱いものを残したことは間違いないだろう。 11/8(日)初恋モーテル@ろくでもない夜 :KNOCKOUT FES 2020でこの会場のトッパーで登場。Vo.Gt.ワカメケイナのエッジーだけど温かみを感じる不思議な歌声はライブで本領発揮。あらためてこのバンドの最強の武器だなと感じる。メンバーの演奏も非常に熱を帯びていて、音源を聴いて勝手に抱いていた文系なイメージを覆すライブも魅力的なバンドだった。次はもっと長い尺でライブを堪能したい。 11/8(日)NEE@下北沢MOSAiC :KNOCKOUT FES 2020でMOSAiCに登場。「不革命前夜」のMVが300万超再生の大ヒットを記録する勢いそのままに、オーディエンスを圧倒。始まりの挨拶なんてなく、SE的なアプローチで「ボキは最強」からライブを始めてそのままNEEの世界観に巻き込んでいく。変則的でトリッキーな楽曲が多いが、ライブでも完全に再現どころかどの曲もその威力を増していた。ここから一気にシーンを駆け上がっていくことを確信する30分。選曲はギターのカッティングからNEEのエキゾチックロックが炸裂していた「万事思通」! 11/8(日)イロムク@下北沢 近松 :KNOCKOUT FES 2020で近松に登場。ステージ前にはアクリル板。しかしそんな板をぶち抜くような熱いアクト。「生(きてる)ゴミ」の演奏前には『ちゃらちゃら音楽やってるやつをぶち殺す曲をやります』と言い放つなど、音源を聴くだけでは分かりえない彼らの信念も伝わる。選曲は1曲目に披露され、会場を一気にイロムクムードに変えた「シャンプー」で。 11/8(日)CASANOVA FISH@下北沢Flowers Loft :KNOCK OUT FES 2020で、下北沢Flowers Loftのトッパーにふさわしい野心に満ち溢れた熱いステージであった。『最初にこのステージを選んだあなたのセンスは最高です。間違いないです。でも僕らは必ず大トリを務められるようなバンドになる』と宣言する彼らと共に進んで、より大きなステージで彼らのグッドミュージックに心を震わせたいと強く思った。 11/8(日)まなつ@ろくでもない夜 :令和の青春パンクロックバンドがKNOCKOUT FES 2020に登場!リリースを控えた新ALの曲を多く披露。熱いだけでなく懐かしさを携えたハスキーなVo.いたやボーイの歌声に、引き出しの多いメロコアサウンドを合わせた楽曲を畳みかけた。今の時代に必要なのは、青春パンクロックだと言わんばかりのライブで今後も目が離せない! 11/8(日)輝きはゼイタク@ろくでもない夜 :KNOCK OUT FES 2020でろくでもない夜に登場。2020年いっぱいで活動休止を発表している輝きはゼイタク。Vo.龍生のカリスマ性を存分に発揮して、フロアは一体になりボルテージも最高潮に!皆で腕を上げてピースで演奏に応える幸せな空間が広がっていた。『必ず帰ってきます』という言葉を信じて、またKNOCKOUT FESで彼らの音楽が鳴らされるときを待ちたい。 11/8(日)Organic Call@下北沢ERA :精力的にライブハウスで音を鳴らし続けているOrganic Callが、KNOCKOUT FES 2020の下北沢ERAに登場。ライブハウスに音楽が生き続けて、音楽と人は簡単に折れないし離れないことを証明してくれた圧巻のライブで、この日1番の熱気に包まれた。着実にバンドとしてステップアップしているオガコが、KNOCKOUT FESの大トリを務める日はそう遠くないはず。 11/18(水)ドラマストア@TSUTAYA O-EAST :春にリリースした「invitations」のリリースツアーファイナル。人気曲はもちろん、いわゆるレア曲や「備忘録を綴る」などの新曲まで織り交ぜた豪華セトリ。MCでは念願のCDJに出演する話から、昔専門学校と企画ライブをしたときの学生がCDJの音響で入ること、つまり自分たちの夢が叶った場でもう一人の夢が叶っていたという素敵なエピソードも。終盤、このご時世でも駆け付けたファンに感謝を告げる。『俺たちはライブハウスで待ってます、大阪ドラマストアでした!』そう言って、少ししんみりしたムードを吹き飛ばすようにド派手なサウンドが特徴の「Dancing Dead」を披露。あえての鍵盤なし、ギターが炸裂するナンバーは年末に向けてのメンバーの闘志そのものに感じた。 11/18(水)ひかりのなかに@下北沢MOSAiC :残り少なくなってしまった現体制でのライブ。寂しい想いに浸りながらも、本人たちに悲壮感はなく、前向きな強い決意を感じることができたライブであった。冴えない僕らに灯火をくれたVo.ヤマシタカホの紡ぐ言葉やメロディにどこまでもついていきたい。 11/18(水)かたこと@下北沢MOSAiC :2020年を代表する名盤「UNITS」をひっさげてのツアーでバンド初のSOLD OUTを達成し、今後の彼らのバンド人生のなかでも記念すべき日に。機材トラブルに見舞われる一面もあったが、バンドの勢いそのままに力強い歌声と演奏を披露!爽やかにひたむきに明るく歌い上げる姿に自然と前向きな気持ちになることができた。 11/21(土)YAJICO GIRL@日本工学院専門学校 片柳記念ホール :日本工学院コンサート・イベント科が主催する “As Future As One” という企画に出演。安定感のある演奏でグルーヴが非常に心地いい。Vo.四方の歌声はファルセットも張ったときの声も綺麗で思わず聴き惚れる。ギターとベースの音の輪郭がしっかりしているので、音数は少なくてもサウンドがしっかり伝わってくるのも印象的だった。最後に演奏された「ニュータウン」は後半でギターが主張し、それに呼応して全楽器のボリュームがぐわーっと上がってくるところが鳥肌ものだった。専門学校ということで一般の学祭と違い、ステージ装飾も照明も本格的で、ライブ終了のカメラワークもPA目線で終わっていくのが新鮮だった。 11/21(土)ユアネス@日本工学院専門学校 片柳記念ホール :工学院主催の “As Future As One” に登場。真っ暗なステージにVo.黒川の透き通った歌声が響いた瞬間、一気にユアネスの世界が始まる。『コロナでなかなか披露できなかった新曲を』の一言から披露されたのは「籠の中に鳥」。透き通るようなファルセットはもちろん、リズム隊の安定感も相まって、この曲が持つ優しさと切なさがライブでさらに引き立っていた。なお、Vo.黒川が先輩として話した『自分も専門学校の裏方のコースに通っていた。そういう人がいないと何もできないに等しくて。皆さんのことを待ってる人がたくさんいる。』というエールが素敵で。こういう想いが根底にあるからこそのユアネスなんだろうなと思った。 11/21(土)NAMBA69@Zepp Diver City :#STAYTOGETHER のライブ名のとおり、配信であっても近くにNAMBA69を感じることができた。スタートからトップギアの激しいセットリスト。中盤のJESSE登場ではこれで終わるんじゃないかってくらいのテンションを見せる。そこから「HEROES」を挟んでの「CHANGES」は“マジカッケェー!“に尽きる。『つまんねぇことがあったら、変えちゃえ!世界を変えろ、CHANGES!!』こんな状況で先は分からないけど、"MOVE OR DIE"の精神で動かないと変わらないんだと勇気づけてくれた。 11/22(日)Brute Rocks@下北沢ReG :サーキットイベントや大型フェスへの出演決定など、バンドとして着実にステップアップをしている仙台のBrute RocksがRaise Upに登場。Vo.Koichi の声とハイセンスでパワフルなバンドサウンドや英歌詞がマッチしている素晴らしいライブパフォーマンスで、イベントのトッパーとして盛り上げてくれた! 11/22(日)FABLED NUMBER@下北沢ReG:Raise Upに登場。現体制でのラスト東京ライブとなったこの日は、ライブハウスの外まで長い待機列ができる注目度の高さ。バンドにとって2020年はコロナによるライブ中止やメンバー脱退など受難の年だったかもしれないが、それでも前を向いて素晴らしい熱い音楽を届けてくれた姿に感動した。観客とステージが一体となった温かい一面も持ったライブであった。 11/22(日)RIGEL@WAVER :Raise Upに登場。コロナの影響でホームとしていた富山のライブハウス「SoulPower」が現在撤退中の逆境に立たされている。そんな背景を抱えて、"音楽は負けない、ライブハウスは負けない、この場所は俺らが守る。"そんな強い気持ちが表れた熱いステージに。初のサーキットイベントのトリであったが、今後も富山から全国へと歩みを止めず飛躍してほしい。 11/23(月・祝)go!go!vanillas@日本武道館 :様々な苦難を乗り越え、バニラズが到達した夢の舞台。360°観客に囲まれるステージを駆け巡るメンバー。中でも満面の笑みで演奏するプリティの姿は涙腺を刺激する。パートチェンジで全員がボーカルを務めるなど、彼らのポテンシャルの高さを改めて感じさせられる。音楽のトレンドも移り変わる中、ロックンロールを武道館で高らかに鳴らすバニラズはロックファンの希望でしかない。終盤のMCでVo.牧達弥が涙を滲ませながらメンバーのことを語るシーンが美しすぎた。選曲は、そんなMC後に『俺たちが始まった1曲を!』と紹介して披露された「人間讃歌」で! 11/25(水)a flood of circle@恵比寿LIQUIDROOM :有観客と配信でのレコ発ライブ。時代や状況が変わっても、今までと変わらぬ熱量でライブハウスを熱狂させていく。その姿にa flood of circle のブレない信念や覚悟を感じ、また「2020」というアルバムの名盤ぶりも証明されるライブに。ライブハウスでフラッドのロックンロールが鳴らされることに大きな意味があって、それはロックファンにとっての希望でもある。この悲しい時期を超えて、また以前のように会場で会える日が待ち遠しくなった。 11/28(土)Half time Old@第71回 静大祭 一祭合祭 :静岡大学「静大祭」に登場。新作「CRISP YELLOW」の新曲と人気曲を盛り込んだセトリ。『学生のために作った曲をやります』その一言から披露された「雛の歌」も定番「アウトフォーカス」もよかったが、この日のベストアクトは「ミニマリスト」。歌詞も一部変えつつ、サビの "素晴らしい日々をいつか君と迎えれるように 失ってばかりだけど取り戻す旅にでるよ" の歌詞は最高に響いた。なお、手作りドロップ幕も楽屋の寄せ書きも、MCでも学生へのエールがあったり、学祭ライブならではの空気感は良いものだ。 11/29(日)Tempalay@STUDIO COAST :怪しげな雰囲気に配信でも映える巨大なビジョン。歌、演奏、演出、MCどこをとってもエッジが効いていて、他のバンドでは再現できない独創的な空間が広がる。生でこの空間にいられたらさぞかし気持ちよかっただろうなと妄想せずにはいられない。人気曲「のめりこめ、震えろ。」などもライブで聴くとギターも歌も熱量を感じて一味違う魅力を放っていた。なお、ライブ後にワーナーミュージックからのメジャーデビューも発表した。選曲は"らっせーら"の合図で観客みな手を上げる光景が印象的で、浮遊感も心地よかった「大東京万博」で。 11/30(月)あるゆえ@下北沢SHELTER :AWA MOSH PITの初主催ライブ「AWA MOSH PIT Vol.1」に出演。結成1年弱でCDJ出演が決まり、関係者と思われる人も集まる中、2曲目に披露されたのはあるゆえ流のラブソング「毒を塗って」。サビでは感情をぶつけるように “どうにかしてくれ” と言い放ったと思えば、その数秒後には震えるような声で歌う。声色を変え主人公の感情の波をみごとに表現していた。なお、この日、初の40分セトリと言っていたが、そんなことは全く感じさせないパフォーマンスだった。 11/30(月)時速36km@下北沢SHELTER :AWA MOSH PITの初主催ライブ「AWA MOSH PIT Vol.1」に出演。序盤から「七月七日通り」「素晴らしい日々」など人気曲を惜しげもなく披露。仲川(Vo.)とオギノ(Ba.)の掛け合いが恒例のMCも快調。特に、後半戦の「銀河鉄道の夜明け」から「ハロー」のパフォーマンスは神がかっており、ほぼ全員が拳を上げ、フロアの熱狂は最高潮に達した。なお、この日発売の「週刊少年ジャンプ」で漫画家 尾田栄一郎が"ハマっているもの"で時速36km「ハロー」と回答。界隈が祝福とざわつきを見せる中、堂々たるステージングを見せた「ハロー」をベストアクトとして選曲しておく。
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