家族と仲間

家族と仲間…。結局のところそれさえあれば人って充分幸せなんじゃないかなって改めて思います。クロスビーさん家族に看取られて亡くなったというならこれほど幸せな最期はありません。 考えるまでもなく日本人誰でも先祖を辿っていけばみんな親戚。必ず何処かで血は繋がっちゃう。云わばみんな家族のようなものです。なのに些細なことでいがみ合ったりしたらほんとに馬鹿らしい。みんなで日本をもっと良くしていこうという気持ちをみんなが持てば日本が良くならないわけがない。今そういう気持ちがちょっと足りなくないですかね。 同じことは世界についても云えることです。人類誰もが地球の上に生まれた家族なんです。こういう意識が日本には古くからありました。八紘一宇という言葉がそれです。人種や肌の色様々な違いはあっても誰もがこの天が下一つの家族なんだという認識。これが日本人が古くから持ち続けてきた世界でも稀な一つの精神のかたちなんです。こういう日本の貴い精神の在り方を日本人は自信を持って世界に伝えていくべきなんです。 これは所謂グローバリズムとは似て非なるものです。日本人が現在のグローバリズムを何か良いもののように捉えているとしたらそれは上に述べたような認識が元々あるために特に日本人は錯覚してしまうのでしょう。彼らのレトリックに引っ掛かってはいけません。彼らが進めている先にあるのは我々庶民の奴隷化です。人類は皆家族という意識とは真逆の発想の元に進められているのがグローバリズムの正体であることを僕らは知らなければなりません。今世界を動かしている力あるものが僕らのようなお人好しの人間たちではないということは今更云うまでもないでしょう。 僕らはこのような勢力と戦わなければならないのです。それは日本を守るためです。みんなの力で守りきり守りきることが出来たら今度は僕らが日本人が本来持っている貴い精神の宝─八紘一宇の精神を世界に広めていかなければならないのです。それが世界に真の平和をもたらすための日本人に託された大きな役目なんだと。僕はそう考えるのです。