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1年ほど前にUKグライムのプレイリストを作ったのですが、先日AbemaTV“ラップスタア誕生”でグライムもこなすラッパーralphが優勝したり、日本最初のグライムMCと言われ、熱狂的なファンを持つDEKISHIが来月7年ぶりのアルバムをリリースする、というタイミングなので、今回は国内のグライムのプレイリストを作りました。現在配信されている楽曲のなかから、UKグライムの流れを汲んでいると思った曲を選んでいます。 グライムは2000年代前半にUKで発生した、ガラージ、ツーステップ、ダブステップなどのクラブミュージックをベースに、ラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンルの総称です。自分は日本のグライムは2013年頃から聴き始め、ralphに楽曲提供をしているグライムのプロデューサー/ビートメイカー、Double Clapperzのネットラジオを聴いたりしながらハマり、現在もUKのそれと一緒に聴いています。 ヒップホップのサブジャンルであるドリルと並べられたり混同されがちですが、複数のジャンルをルーツとしてひいていたり、ラップのリリックが内省的だったりと、楽曲の構成要素がもっと高度で複雑で、似てはいますが異なります。グライムはフットボール、ドリルはフットサルという喩えかたを見かけたのですが、それはなかなか上手く言い得ていると思います。 グライムはどちらかというとヒップホップや日本語ラップよりも、レゲエやダブステップ、あるいはEDMなどのクラブミュージックと親和性が高いジャンルだと思っています。個人的に思い入れが深いジャンルなので、隣接するジャンルの皆さんにも暖かくフォローして頂ければ、とてもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 ※捕捉ですが、グライムとドリルの違いはリリックで見分けられると思います。グライムは社会的に弱い立場の自分を奮い立たせたり、成功を目指すようなリリックが多いのに対し、ドリルのリリックはギャングスタな人間関係やドラッグを売買して生計を立てるハスリンライフが主な内容です。 グライムMCに露骨なギャングスタの外見が少ないのはそのせいだと思います。 DEKISHI / Mayday/Stretch DCM/DubzCo / Catarrh Nisin / Catarrh Nisin, DEKISHI, Outsider & Gallah / PAKIN / Maru × ONJUICY / ONJUICY / ralph
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