Rayは、6歳(or 7歳)で失明。その後母親と暮らし、母親は自分の死後にRayが一人でやっていけるよう、薪の切り方、井戸からの水の汲み方等々、様々な生きる術を教えました。もしかしたらガス、水道が来ていない場所、時代だったのかも。フロリダ盲学校を出て15歳の時に母親が享年32(← 35を訂正)で死去。
Rayは後年
「everything I am today is because of her」- 私が今日あるのは、すべて彼女(母親)のおかげだ -
とある本の中で述べています。
母親はRayに
「私はお前より先に死ぬ。だけどお前は錫(すず)のカップを持って他人に物乞いをする事は絶対無いだろう」といった意味のことを言っています。
米国のとある都市で、乞食がマクドナルドの紙コップを自分の顔の前に持って、金をくれ〜と歩いているのを見たことがあります。
後年、Rayの母親の言葉を読んだ時、米国で見たこの乞食のことを思い出しました。
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