眠れない夜のお供

どうしようもなく落ち込んだり悩んだり考え事が止まらない、そんな眠れない夜にはこの曲たちで決まり！ メタル色少なめな曲でまとめています。 入りは美しいピアノから始まり、 招鬼王子の力強いギターへ。 その後月花の美しいメロディラインに酔いしれ、烏天狗のイントロで寝る前なのにテンションが上がりつつも黒猫のファルセットで落ち着き、煙々羅の切なさ溢れる招鬼王子のエレアコと兄上の歌声で眠気を誘う。 そして続けざまに哀しい恋の詩、人魚の檻と道成寺蛇ノ獄。 長編曲の中でこの2曲を選んだのは、旋律がとにかく美しいこと。 重苦しく哀しみに溢れていながら、とても聞いていて心地良いメロディラインで、人魚の檻は兄上の言葉選びのセンスに脱帽させられた。なので選ばざるを得なかった。 道成寺蛇ノ獄に関しては、招鬼のギターとツインボーカルの良さがとにかく出ていて、鵺や黒塚、義経等と迷ったがこれに決めた。 そしてここからはラストに向かっていく。 陰陽師の独特なリズム感とスピード感が程よくこのプレイリストにはスパイスになっている。 そして初期の曲ながら完成度が高く、黒猫の作曲センスがここでもう現れている。 この曲に関しては兎に角中途半端なテンポをキープし続けていながらライブでキッチリ楽器隊が合っている上に、招鬼が歌っていることがとても良い。 (数少ない招鬼ボーカルを外すわけにはいかなかったんだ…！！！！) ラストには月姫を。 睡眠へ誘うプレイリストのラストには何が1番いいか？と考えた時に、月姫程〆に合ってる曲はないだろう、と。 幽玄霊舞のエンドロールにて月姫が流れているがそれと似た感覚で、夢虫や蛍、星の宿り、氷の楔等の美しいバラードは他にも有るのだが、『眠り』をテーマとするこのプレイリストのラストを飾る曲をひとつだけ選ぶとしたならば、美しくも激しい月姫以外に無いだろう。 黒猫の美しく繊細だが力強い歌声と瞬火兄上の優しく語りかけるような歌声。 そして愛する饂飩王子こと招鬼のギターソロを聞きながら眠りにつく瞬間の幸せを8曲でまとめるのなら、これしか無い！ 陰陽師がライブバージョンなのは、王子の歌声が聞きたいが為に敢えてそちらをチョイス。 ツインリードの良さを残しつつ、ソロをメインに聞ける曲に焦点を。 招鬼作曲を入れて、さらなる和を強調し、このプレイリスト最大のメインはなんといっても王子大好き烏天狗。 これが入ることにより、わたしの王子愛が伝わるかと。