AWA

歌詞

取るに足らないことだった 柄にもなく ほんの 少しからかってみたくなっただけ 首元にできた小さなほころびを 意地になってしまえば二度と 繕えない 手探りで少しずつ編み上げた 不格好なマフラーは 縮れた糸の束に戻ってもう 跡形もない 太陽が回れど朝の来ない部屋の中で 過ちばかりを思い返している 時を巻き戻すような 傷を癒すような簡単な言葉を 僕ら まだ口に出せないでいる 黙りこくったまま鳴る 気配のないベル 引き換えに絶えず小さく震わす唇 きっとどちらのせいでもないこと わかっている それはあなたも同じでしょう いつもはおしゃべりなくせに 大事な時に限って言葉に詰まる 似たもの同士ね 呆れてしまうほど 心にもないことばかり吐いておいて 今更どんな 顔であなたに会えばいい? 絡まった糸の先 握られていることを信じて 嗄れた喉震わせ 唱えた魔法のまじない 強く手繰り寄せて ピンと張った糸に乗せて 耳元へと伝わるあなたの声 そのぬくもりできっと 冷たい風が身を撫でようとも 僕らまた 歩き出していける 月が顔を出す頃に差し込んだ朝焼け ほどけることのない結び目をひとつ 結んで

1曲 | 2022

このアルバムの収録曲

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