赤く溶けだした 西の空はノスタルジック もっとこだわりを教えてよ 気がすむまで 気取らない優雅な リズムにまかせ始まれば 情熱と体温を 測りかねているのさ けだるい夜 あまい香り 醸し出されるほどに 嘘みたいにうっとりと なだれこんでいきたい 淡く描き出した この時間はきっとグラフィック 無造作に過ぎてゆく もどかしさ味わうから 水平線に落ちていく星をみていた 遠く鳴っている音楽が いつかなつかしくなるんだ けだるい夜 あまい香り ほろ酔いでうける風 見つめ返す 嘘をついて 近付くほどに遠い けだるい夜 あまい香り アルペジオ消えるまで グラナダの夕暮れに 思いゆだねていよう