駆け抜けていく 時の流れに 取り残されて また足が竦む 新しい風と また近づくさよならの声に 俯いた 忘れていくもの 願ってたって 何も意味は無いこと 分かってるはずなのに 流る星を探した それぞれに見る景色は どれも間違いじゃない 巡り巡って いつの日にか そう思ってしまう いつかのように 鮮やかすぎてた 空 色をなくして 冥色の夜を泳ぐ こんな醜い僕のこと どうか隠したままで まだ明けないでいて 花冷えの誘い また目を覚ます 時が止まっているような街の 広すぎた空 濁りのない澄んだ空気が 突き刺さる 忘れられないんだ いつまでだって 疾うに輪郭もない亡霊が囁いて 僕のことを笑った 孤独の中で覚えた 愛で今があるから これまでの全て必要だったと 少しそう思えてるんだ 超えてゆくの 夢は続いていく この声で咲かせて 冥色の夜を ゆらりゆらり 泳いでいつの日かあの月に 触れるから 消しかけた灯火 揺らめいてはまだ灯ってる 譲りはしない その苦しみさえも 僕が すべて許して ただ抱きしめてくの