失くしたものばかり 数えた僕らは歩いた ここには何もいない あるいは見えていないのだ 「君はまだ?」 あのとき言った言葉を いつかは忘れてくだろう 午前0時の離人症 造花の薔薇は押し花に 確かなことはないのだと 僕らは知っているけど わからなくなってしまうんだ わからなくなった 運命 いつも いたがり ぎゅっと 信じた嘘も消えるなら 永遠 そっと ほどけて もっと 疑うことも愛のまま もうこれ以上 もうこれ以上 忘れたくないな 君はどこにいる? 失くしたものばかり 数えた僕らは歩いた 誰にも分からない場所には 確かにあるんだ 内心 嫉妬 おきざり ずっと 夢の中でも癒えぬなら 経験 きっと 求めて じっと 目も覚めずに死んでしまう もうこれ以上 もうこれ以上 忘れたくないな 明日を待っている あのとき言った言葉を 本当は覚えてんだろ シロップ漬けの感傷も 灰が燃えれば雨の檻 涙もいつかかわくほど すべて変わっていくけど 君の手は二度と離さない 離したくないや 運命 いつも いたがり ぎゅっと 信じた夢があるのなら 永遠 そっと ほどけて もっと またここで僕ら出会える もうこれ以上 もうこれ以上 戻りはしないよ 僕はここにいる