芽生エニ想フ

歌詞

なぜ僕の目を見つめるの? 渦巻くその目で なぜ僕の目に熱を帯びるの? 照らすは現の僕か 吸い込んだ空気が冷たくても 味わうこともせず 向い側に座る君の髪をなんとなく 見ていた 向かい風を感じてるかい 共にいれば傷つけることもある 図らずも それでももたれかかる 君の期待に応えたいと願う 愛したこともないのに なぜ僕の目を見つめるの? のらりくらり生きる なぜ僕の目に靡いているの? 誰かに教えられたように 小節の終わりを気にも止めず そのままのイヤフォン 汗ばんだ掌 待ってるのかい? 答えも見えたけど 理想の中にいる僕と重なり合って 真実との間でまた漂う 明日の関係すら確かならず 行方不明のまま 虜にしてしまったんだね なぜ僕の目を見つめるの? 渦巻くその目で なぜ僕の手で安らいでいるの? 何度も期待させるだけ 頷きも首振りも 選ぶことのない僕だと知って 色褪せる世界をまた 生きてしまっているのならば 歓びも、哀しみも、 覚悟も与えられぬから 手が離れても追わずにいるよ なぜ僕の目をみつめるの 気恥ずかしくなるよ なぜ僕の目に熱を帯びるの 誰かに操られてるように 明日 君が目を逸らしたとしてこう 言うよ 「幸せでいてね」