アゲハ

歌詞

いつしかこんな汚れた街も すっかり愛しくなるもんで 慣れない夜のお仕事も 私なりには上手くこなしてるよ ベタなお世辞と 興味あるフリ 愛想笑いばかり上手くなって 誰かを愛す事はずっと 下手くそなままで 少し飲み過ぎた日にはついつい あんたといた生活の続きを 想像しては耽ってる あの頃は良かったな 朝帰り 散らかった部屋 捨てられない ぬいぐるみを抱きしめて 大体そんな毎日で ベイビー 子供の頃に憧れていた 大人になんてなれなくて分かったわ ずっとあんたに愛されて 生きる筈だった けど人生はいつも歯痒くて、 独りになる そういや新しい彼女が 出来たみたいね ストーリーで知ったよ 私だってそれなりには チヤホヤされながら生きてるけど 高いお寿司と 派手な夜景と ブランドバッグじゃ埋まらない 絶対的な何かがポッカリ空いてんの 安い居酒屋で良かった 真夜中のコンビニが良かった あんたとならば なんだって良かった あのさ、運命の人だって一瞬でも 思わせてくれてありがとね ベイビー 少しは前に進めてるかな あの頃みたいに笑えてるかな ずっと私はこの街で生きる筈だから もし寂しくなったら会いに来てね もう一度だけ もう一度だけ もう一度だけやり直せたら そうあれはきっと そうあれはきっと最後の恋だった 子供の頃は可愛くてさ、 いつからこんな大人になったっけな 次の人とはどうか幸せになってね ベイビー 子供の頃に憧れていた 大人になんてなれなくて分かったわ ずっとあんたに愛されて 生きる筈だった けど人生はいつも歯痒くて、 独りになる ベイビー 元気でね