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少年と魔法のロボット

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  • 2014.07.16
  • 5:08
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歌詞

時計台のある街に、 歌うことが大好きな 少年が住んでいました。 弱虫な少年は、 自分の声に自信が持てず 人前で歌うことができません。 <♪> それを見た博士は 毎晩眠りもせず、 少年のために作ります。 コトバとメロディーを 教えるだけで、ほら。 思い通りに歌う魔法のロボット。 「キミが作った音楽を ワタシが歌い上げるよ」 目を丸くした少年は おそるおそる、 ボタンを押しました。 少しだけ不器用な声だけど、 夜空に響いたその声は 確かに少年の心に 届いていました。 届いていました。 <♪> その日から少年は 毎晩眠りもせず、 ロボットのために作ります。 コトバとメロディーを 教える度に、ほら。 幸せそうに歌う魔法のロボット。 「ボクが作った音楽を 誰かに聞いてほしくて」 目を光らせた少年は おそるおそる、 ボタンを押しました。 少しだけ不器用な声だけど、 世界中に響いたその声は 確かに人々の心に 届いていました。 届いていました。 <♪> 「いつまでもキミの歌を…」 いつしか季節は過ぎ去って、 少年も大人になりました。 あの時、教えてくれた歌。 ワタシは今でも覚えているから。 少しだけ不自然な声だけど、 夜空に響いたこの声は 今でもキミのその心に 届いていますか? 届いていますか? 「ワタシの歌声、 聞こえていますか」

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