君の拍手、僕の明日。

歌詞

来月で付き合ってちょうど 10年目になる彼氏がいます 周りからは結婚するタイミングを 完全に逃しましたと言われました 私もそう思います 笑いながら同窓会の帰り道 頼りない彼の事だから 背中押す一手が無かったんでしょう だから言い出せなかったんでしょう とはいえ私からお願いするのも それはそれで なんか違う気がするんです 今日も美味しそうに 彼が食べてるのは 私が昨日作ったカレーの残りです 私たちはちゃんと繋がってる どこかに提出しなくても 私は彼が好きで彼も私が好き 楽しい食事を遮る 実家からの電話です 大きく深呼吸をして その電話に出ました 入退院を繰り返してる 母親がまた倒れました 今回は長くはないそうなんです 一番辛いはずのお父さんが 堪えながら話すから いろんな事思い出してしまいます 見せたかったな見せたかったな 花嫁姿も孫の顔も見せたかったな わかったわかったって ただ頷いて電話を切りました ドクドクドクドクドクドク 心の中で体の中で 頭の中で叫んでるのは 「お母さん」 今にも泣き崩れそうな 私を抱きしめる頼りない彼 いつもより強く抱いてる それだけで十分だったのに な、俺ら結婚しよっか？ 式はすぐにでも挙げようよ ドレスも早く選んでおくんだぞ 私を理解してる 10年間がそこにはありました 頼りない彼の優しさだけが 唯一の私の今の頼りです 一つ一つ膨らむ愛は 君なしでは 生きていけないと思っている 一つ一つ感じた愛が 涙涙で滲まぬように 一つ一つ膨らむ愛は 君なしでは 生きていけないと思っている 一つ一つ感じた愛が 涙涙で滲まぬように