最寄りの人

歌詞

「人生一回きり。」 ボヤいてみせるけど 「明日に死ぬかも。」 ホザいてみせるけど わかっているようで 何一つわかってなくて 例えば考えた 考えた あと何回くらい時を重ね あと何回くらい過ごせるんだろう あと何回くらい あと何回くらい その名前を呼べるのだろう 一番近くのあなたに あなたに 愛の一つも語れてなかったな いつでも会えるから 後回しの繰り返し だけどね考えた 考えた あと何回くらい旅を重ね あと何回くらい過ごせるんだろう あと何回くらい あと何回くらい ライブハウスへ共に行けるんだろう 『あのね、小さい子供はね、 どんな時だってね、 笑っていて欲しいって、 思ってるんだよ。 だから拙い言葉でね、 ふざけたりするんだよ。 わがまま言うことで いつもみたいに怒って 欲しいんだよ。 泣き腫らして顔でね、 真っ赤っかな顔で 帰ってきたからね、 ”お化けみたいな顔してるよ。” って言ったの、覚えてるかなぁ。 ずっと笑っててほしい ずっと笑わせてあげるから ずっとずっともっと その名前呼ばせてね、母さん。』 あと何回くらい手を握り あと何回くらい肩を抱き あと何回くらい名前を呼ばれて あと何回くらい振り向いて あと何回くらいありがとうを あと何回くらいごめんなさいを あと何回くらいおめでとうを あと何回くらい 大好きだよ と言えるのだろう あなたと桜を見て海を眺め あと何回くらいお酒飲んで おしゃべりして 共に過ごせるんだろう あと何回くらい時を重ね あと何回くらい過ごせるんだろう あと何回くらい あと何回くらい その名前を呼べるのだろう