歌詞
いま刃を抜く その手を支える確かな理由を 見定める目に狂いはないか 静寂は嵐を手引く この砂の向こうに 待ち受けるもののその得体さえ 知ることもなく駆け出した足 華奢な肩 未来を偏に受けて 夜空を零れ落ちる一筋の星の影 数多の涙をその胸の奥に湛えて あと何度傷を見ては 立ち上がり続けるのだろう きっと迷い苦しむ君だからこそ 人はその肩越しに明日を夢見る 幾千億の夜を越え 何度もめぐり逢う 曇りなき目が映す先 運命さえも一陣の風となれ 構えた剣の 矛先に込めた憎しみがなぜ 愛しい人を指し示すのか 冷ませない血汐は宛てを彷徨う 焼け落ちた地の果てに 人知れず咲いた花 忘却で拭えない眠らない傷もある それでも同じ夢を 見ているならここで始めよう 思うまま行くがいい 長い旅路に 君もまた肩越しにのぞむ明日を知る 幾千億の時を駆け 彼らはめぐり逢う 別れの言葉は要らない 誰一人置いてゆきはしないから 幾千億の夜を越え 何度もめぐり逢う 曇りなき目が映す先 運命さえも一陣の風となれ
11曲 | 2016
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