あの頃二人は 誰かが歌うラブソングに 「まるで僕達みたいだ」 と小さく笑った 色褪せた街の中 夜行バスを待った僕らは 最後の言葉も もう思い出せないや あぁ おまじないを唱えてみる それでも暮らしは 誰かが思うよりも複雑に絡まって 僕のことを締め付けているよ ヨレたTシャツと この街にありふれた奇跡 君の言ってた通りだ 「春のまぼろし」 忘れてたテレパシー 今も3号線のカーブは誰かを運んで やりかけの事ばかり 数えてる内に眠ってしまうね あぁ おまじないを唱えてみる あぁ おまじないを唱えてみる それでも暮らしは