景色が薄く霞んでる いつも見ていた欠片たち 華やぎだしたこの町で ただ一人想いを映して 鳥たちの喜びの歌 木々に寄り添い笑う犬 色づく春にお前がくれた「 がんばれ」を抱きしめて この先に描き出す夢よまほろばよ 旅立つ想いよ 不思議だなあいつらが景色に溶けて く 今をかみしめて片道へ向かう 別れの涙だけは見せないつもりさ 素敵な日々がきっと待っているから たおやかな花弁が肩に降り積もり 祝福を翳す 春嵐振り向けば手を振るお前が あんなに遠くへ 次に会う日まで この先に描き出す夢よまほろばよ 旅立つ想いよ 不思議だなあいつらが支えてくれて る 次はこの街で夢を描いてく 景色が薄く霞んでる いつも見ていた欠片たち 華やぎだしたこの町で また誰か追いかけて