AWA

季節を巡礼して生きている 季語に縁取られた体で立っている

56
0
  • 2023.02.01
  • 2:59
AWAで聴く

歌詞

(借景、それからつま先に従うこと) ↪︎ 甘噛みされた無邪気な沈没を 讃えあうぜ (春風のフリして飛び乗った船?) 絹織のモーメント その破片が肺に突き刺さって、 君の喘息は少し良くなった。 ↪︎ 楕円の図書館が臨月を迎えて (気絶してた夏は まだ 幼いままの姿) 羊を攫っていく 夕闇いっぱいの比喩です。 ↪︎ 泥と山靄、 踊りと雨は相似であると知った (嗅ぎ分けると、秋) 冷たい風に吹かれて気づいた。 頬の傷、怪電波の剥製みたい。 ↪︎ 間違えて この街の全部が水に翻訳されていく 朝 (冬の一族が海に帰っていく) 聡明な食器たちに訊ねよ。 空からほろけてゆく陽の光は、 昼にはきっとまろびあう犬です。 、ひとつきごとに アーカイブを眺めて そのひとつひとつにふりがなをふる 季節はゆくせひととおりの 短編集ではなかったから せめて、 そのみなしごたちと愛称で 呼び合えたらな、って思った 季節を巡礼して生きている 季語に縁取られた体で立っている

このアルバムの収録曲

このページをシェア

幽体コミュニケーションズの人気曲

幽体コミュニケーションズのアルバム

幽体コミュニケーションズ
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし