飽和しきった世界で 誰かが見た夢は 退廃と蘇生の美学 囁いたクリシュナ 私は、 限りない温熱を抱いて眠るあなたの 可愛らしい無知を愛した 蒼い風 無数の星が 瞬いて時は流れ 恋しさも 痛みも 熱も 今ではわからない 呼んでるの? 呼んでいるのは 君の声? 君の夢? Saturated World 泣いていた 泣いていた私 水彩に滲む影 傍においで 仕立て上げた愚像に 縋って生きる悦を 教え込む愛子のように 誘惑のクリシュナ 呼んでるの? 呼んでいるのは 君の声? 君の夢? Saturated World 泣いていた 泣いていた私 あの日から連れ出して 傍に置いて 目を閉じて思い出していた 失くした夢があったこと 輪郭がぼやける前に この世界から私と消えて