AWA

K (メロディー) [オリジナル歌手:BUMP OF CHICKEN]

80
1
  • 2016.01.16
  • 0:42
AWAで聴く

歌詞

週末の大通りを 黒猫が歩く 御自慢の鍵尻尾を水平に威風堂々と その姿から猫は 忌み嫌われていた 闇に溶けるその体目掛けて 石を投げられた 孤独には慣れていた 寧ろ望んでいた 誰かを思いやることなんて 煩わしくて そんな猫を抱き上げる 若い絵描きの腕 「今晩は 素敵なおチビさん 僕らよく似てる」 腕の中もがいて 必死で引っかいて 孤独と言う名の逃げ道を 走った 走った 生まれて始めての 優しさが 温もりが まだ信じられなくて どれだけ逃げたって 変わり者は付いて来た それから猫は絵描きと 二度目の冬を過ごす 絵描きは友達に名前をやった 「黒き幸」ホーリーナイト 彼のスケッチブックは ほとんど黒尽くめ 黒猫も始めての友達に くっついて甘えたがある日 貧しい生活に 倒れる名付け親 最後の手紙を書くと彼はこう言った 「走って走って こいつを届けてくれ 夢を見て飛び出した僕の 帰りを待つ恋人へ」 不吉な黒猫の絵など売れないが それでもアンタは俺だけ描いた それ故 アンタは冷たくなった 手紙は確かに受け取った 雪の降る山道を 黒猫が走る 今は故き親友との約束を その口に銜えて 「見ろよ、 悪魔の使者だ!」石を投げる子供 何とでも呼ぶがいいさ 俺には消えない名前があるから 「ホーリーナイト」聖なる夜と呼ん でくれた 優しさも温もりも 全て詰め込んで呼んでくれた 忌み嫌われた俺にも 意味があるとするならば この日のタメに生まれてきたんだろ う どこまでも走るよ 彼は辿り着いた 親友の故郷に 恋人の家まで あと数キロだ 走った 転んだ すでに満身創痍だ 立ち上がる間もなく 襲い来る 罵声と暴力 負けるか俺はホーリーナイト 千切れそうな手足を 引き摺り なお走った 見つけた!この家だ! 手紙を読んだ恋人は もう動かない猫の名に アルファベット1つ 加えて庭に埋めてやった 聖なる騎士を埋めてやった

このアルバムの収録曲

このページをシェア

Mobile Melody Seriesの人気曲

Mobile Melody Series
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし