またこの部屋で

歌詞

綺麗だった壁紙 気づいたら 画鋲の跡が増えていたみたいだね 模様替えして見えないよう 誤魔化していた あなたの癖 何にも置いてない部屋で 好きな家具の話とかしてさ 新しい暮らしを描いていた 窓に映り込む景色 空っぽの部屋 思い出と気づかせる ほんとに好きだったと もしも気づいていたらどんな 今日があったのだろう ふたり向き合えていたら 次の季節もまたこの部屋で 迎えたかな 休みだけど出かけたりもせずに ソファーで並び 別々の過ごし方 退屈でも 愛しい日々 続いていくと思っていたよ 少しずつ変わる暮らしが 思い通りにならなくなると 言葉と心が噛み合わない いつか元に戻るはずと目を逸らした その度に遠くなる 分かり合えないから 向かいに座っていても 届く気がしないよ ふたり願っているのは 同じ幸せでも すれ違い続けていく 背中向けて眠る夜は いつもよりやけに長くて 考えなくてもいいことばかり 一つ寝返り打つだけで 確かめることもできたのに ふたりに幸せは難しい ほんとに好きだったと もしも気づいていたらどんな 今日があったのだろう ふたり向き合えていたら 次の季節もまたこの部屋で 迎えたかな