「実はもうすぐ結婚するの」 幸せそうな笑顔で君はそう言って 僕からの祝福の言葉を待っている 「そうなんだ、幸せになれよ。 本当におめでとう」と、 僕は思ってもいないことを 言ってしまったんだ 神様はどうしてこんなに僕に イジワルをするのだろう? 君のことが大好きだけど、 もう諦めるから 一度だけ強く 抱きしめさせてほしい、今すぐ 恋をすることはこんなにも儚くて、 儚くて 儚すぎてすぐに終わる まるで線香花火 もしもあの時、本当の気持ち、 伝えていたら 君の結婚式で 隣の席に座っていたのは 僕だったのかも でもこれで良かったんだ あんなに幸せそうな君の笑顔 正直、 これまで見たこと無かったから 君のことが大好きだから、 僕は新しい恋をする 心から君の幸せを 祝えるように前に進もう いつの日か楽しくて、楽しくて 楽しすぎて、 ずっと続く恋と巡り会えるから その恋はまるで、 ずっと光る奇跡の線香花火