閃いて 気がついた 真夏の遊泳に にらめっこ かくれんぼ 心の水面がシューゲイズ 淡いビート 擦り剥けるほど刻む 波紋が広がる 無重力のように微粒子が散った 君を知りたいと思う卑しさが 気づいたら 胸の奥底で見え隠れ それは恥ずかしいから バレないよう 塗り固めて 伏せた はにかんで 絡まった 真昼の幽玄に 会いたいな 会いたいな シミ そばかすが気になる 淡いビート 擦り剥けるほど刻む 夜露が滴る 仮想敵と同じ状況に至る 空しい窓際に酔いしれる 日々の美しさ 今までのようにいられないことは しょうがないけど ラベンダーの雨が絨毯を染めた 寂しい朝焼けはいつの間に 日陰の位置を変えていく 冷めたこの胸の輪郭に 君の幻が滲み出す 単細胞な思考回路で決めた 淡いビート 擦り剥けるほど刻む