決められた いつもの帰り道 悲しく投げやりな気持ちでもなく 美しさに耐えず 葉は枯れ落ちていく 誰かが決めた訳でもなくて 私が忘れていても 何も変わらない 捨てきれないほど 握った春が 数え切れないほど 涙に変わった 朝焼けに照らされ 消えかかった笑顔が 誰にも見つけてもらえなくても ここにいると叫んだ 言葉じゃない声が 知らずに誰かを傷つけている 煢然の印 闃然の心達 狭隘と笑い ガラス越しの愛想 明日は何か変わるのかなと 間違い探しのような毎日に1つだけ 嬉しいと思えること あればいいと 無邪気なお願い届くかな 君がくれた言葉だけが 特別な意味があるわけじゃない 胸を抉るような言葉でも 泣けないんだ 夕焼けに照らされ 消えかかった笑顔が もう2度と見つけてもらえなくても ここにいると叫んで 言葉じゃない声で 思いを伝えられたらいいから