見てごらん、足早な人々 まるで何かに追われてるようだね 何でだろう、お前に触れてると まるで時が止まってるようだ 二人街の片隅で震えてた 愛に飢えた路頭に迷う野良犬 無情な世間を渡り歩いて 人を信じることをできずにいた もう怖いものは何もない 二人は生まれ変わった 誰も触れられない二人だけの世界は 音をたてて今動き始めた 見てごらん、悲しみ色の風景 人は何処へ向かおうとしてるの 何でだろう、お前といるだけで 少しくらいはマシに見えてきたよ 凍えるような寒さの中も 二人なら耐えられそうだ 悲しみの涙に濡れたその時には 忘れないで俺がいるから 誰も触れられない二人だけの世界で いつまでも抱き合っていたいよ 傷を舐め合うように二人で 生きていこう 忘れないでお前の側には俺がいる