茜色

歌詞

「またね」の一言さえ 躊躇うほど　君が遠く 最後は不器用なまま 微笑んで見せた あの日から春夏と過ぎて 袖を抜ける風も冷たい おかしいでしょ　キリが無いほどに 心　動けないまま 茜色　ほら　視線の先 瞼を染めてくミラーボール 眩いまま　はらり涙 ねえ　溢れてしまいそう 会いたいよ　心はまるで 世界を包んだスノードーム 全部隠したまま降り積もる 指先　彷徨うように 消せない名前をなぞって 言葉は紡げるのに 送る事はできない 今どこで何をしてるの 今年も寒くなりそうだよ 眠れずに　明け方の街で 2人の影を探す 朝焼けが照らす群青の街 目を背けたいほどの光 眩しすぎて　届かなくて でも手をのばし続けているの 朝露で泣いた花 空に咲くグラデーション その全てに君がいてくれたら ああ まだ 茜色　ほら　視線の先 瞼を染めてくミラーボール 目を閉じれば涙がはらり 溢れてしまうの 会いたいよ　心はまるで 世界を包んだスノードーム 全部隠したまま降り積もる 桜色染まるころには そっと笑顔が芽吹くように