セントエルモの光

歌詞

風を追う 星を辿る 終わりの続き描いて いつの間に随分 遠くへ来たね ほら 空の飛び方 覚えてる? ふくろうは微睡の中 オオカミが走り出した 片足を失くしたライオン 追いかけた 流れてく時間の中で 変わってく世界の中で あの日の僕に 大きく手を振るバイバイ 君がそこで笑ってくれるから 何度でも笑ってくれるから まるで光 僕たちを導くよずっと 地図を広げ 指でなぞる 始まりはあの日破いた 思い出せない でも それで良いんだよ 多分 僕ら今を生きる手紙 カナリヤは歌って 虎とサルが踊り出した 白鳥は行く 南を指し示して 解けていく魔法の中で 消えていく過去を見てた 流れ星が向こうの島に落ちたよ 置いてかれた思い出になって 老いて枯れる樫の木になって 新しい命 繋いで とっくに魔法は解けてた 本当はずっと気付いてた とっくに魔法は解けてた 永遠なんてなかった シロクマとペンギンは氷の船で クジラが描いた虹を潜ってった ハリネズミは春を待つ でも "それは遠い宇宙のようで だけど近い心みたい" 君に伝えたい もう一度言うよいいかい 君がそこで笑っているから 何度でも笑ってくれるから まるで光 僕たちを導くよそれは セントエルモ とっくに魔法は解けてた 本当はずっと気付いてた とっくに魔法は解けてた 永遠なんてなかった でも 僕らは まだ行ける