夏草が揺れる道 自転車が追い越してく まぶしく光る半袖 白い制服を見送る もどれない日々が ふえてゆくことに 気づかないで 生きてきた昨日 誰もが あきらめに変えるけど 今でも間に合うと 今なら間に合うと いつでも信じていたい 自分を 愛する君のとなり これより素敵な場所は きっと見つかりはしない わかっているんだホントは だけど僕はゆく 笑って手をふる 次に帰る 夜を誰より いとしく 待ちながら 歩いてく 生まれたこの街で 何度も深呼吸 小さな勇気をひとつ つめこむ 夢かさびついた せつない季節が 肩をそっと 押してくれたようで 陽射しに目をほそめ 歩いてく 今でも間に合うと 今なら間に合うと いつでも信じていたい 明日を 誰かのためじゃなく 誰かのせいじゃなく 心のゆきたい道を 見つめて 今でも… 今なら… いつでも…