歌詞
夢の卵を温め続けていた 少女はまるで秘密を飼うように ある日 故郷を離れ旅に出たの 憧れの世界に近づきたくて 煌めく景色 感動に満ちていて 流れる時の早さに目が回る 都会の迷路 迷子にならないように そう自分を信じて 最寄駅へ15分の1K 理想よりも ふた回り狭く 鞄の奥 潜んでたお弁当箱 ずっと暖かかった ここから始まる日々 夢が溢れてた 憧れていた世界に片手が触れてた かけがえのない優しさ いつかは返すよ 遠く高く飛べる羽根 卵を孵すよ か弱い雛鳥 雨に打たれている 街路樹の影 痛みに耐えている 分厚い雲の上に広がってる 青空を信じて 駅の広場で歌を歌っている 人が途切れて不意に目と目が合う 重たいバッグを ぎゅっと掴んだまま 一番近くで見つめてた少女 澄んだ瞳がやけに残っていて 心の奥が少しチクリとした 地下鉄の窓 闇に問いかけてる どこかで会いましたか? 通り過ぎる いくつかの出会い 顔見知りも増えたのに何故か 孤独になり 空っぽの部屋の中 ひとりで泣いていた いつか夢見ていた自分に きっとなれるかな 新しいこの暮らしも すぐに慣れるかな 懐かしい声聞いたら 私に帰るよ 雨上がり見つけた虹 メロディーは孵るよ
1曲 | 2022
このアルバムの収録曲
- 1.カントリーガール
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