ふくれっ面のクララ

歌詞

ここから始まる物語 とあるクリスマス どこにでもある 聖なる夜 みんなクリスマス 大好き 子供も大人も 家族で食事 ケーキを食べて お祝いしよ サンタクロースに お手紙かこ 願いごと とあるクリスマス どこにでもある 聖なる夜 少女クララの 一晩の物語 みんなクリスマス 年に一度さ 嬉しいよ だけどクララは今日も 膨れっ面 父1「クララ、 クリスマスの飾り付けを手伝って」 クララ「・・・」 父2「ほら、クララ、 サンタさんへのお手紙書かないと」 クララ「・・・」 クララの家族はちょっと変わってる パパが二人 クララのパパはいつも陽気 そして愛情深い 芸術 大好き 父1「春はお花見」 なんて綺麗 クララ「別に」 父2「夏は花火」楽しいね クララ「別に」 父1「秋はご飯が」美味しいね クララ「別に」 父2「冬はクリスマス」 ワクワクするね クララ「別に」 父「うちの子 なんで 感情がないんだろう。 小さい時はあったのに ミュージカル そう 音楽 が大好きで 楽しそうに歌って踊っていたのに」 時は遡って ミュージカルが大好きな女の子 クララ6歳 学校の学芸会 主役を演じる 芸術が大好きな女の子 父「ブラボー!クララ!」 クララ「パパたち～」 同級生 「お前の家なんで 父ちゃん2人いんの?」 クララ「え?」 同級生 「しかも父ちゃんたち 男なのにミュージカルが 好きなのか?だせぇ」 クララ「・・・」 同級生 「お前も人前で歌って踊って 恥ずかしくないの?(笑)」 その言葉が耳にこびりついて 離れない それ以来わたしは笑えない(ため息) 感情を表に出さないで 気持ちは 心の奥深く クララ 「バカにされちゃう。 仕舞い込まないと。 感情は心の奥底へ。」 パパたちは クララの感情がなくならないように いろんなところへ連れてってくれた 舞台にライブ 遊園地に美術館 でもいっつも 興味がなさそう 父「クララどうだった?」 クララ「・・・」 父「(ため息)」 でもクララには秘密があった それは去年お父さんたちと 見に行ったサーカス クララの感情は雷に打たれていた。 クララ「ねえ 何あれ!」 父「クララが興味を持った?! アコーディオンだよ?」 クララ「・・・別に」 父「(ため息)」 クララ「あの楽器 は何?私興味津々 でもね、でもね。。。 ほんとのこと、言えないよ!」 素直になるのが苦手な クララ いつだって膨れっ面 興味ないふり アコーディオンに憧れてる でもそんなこと言えない クララ 「だって、私はいつもこの顔。 今更素直なんて恥ずかしい」 素直になるのが苦手なクララ いつだって膨れっ面 興味ないふり アコーディオンに憧れてる 手紙にも書けない 今年もクララは 膨れっ面 クララ「本当は・・・」