Track byキクチリョウタ
少しでも触れたら 跡になってしまうから 手を振るだけの最後にしようか 誰も傷つけずにこの街で生きること その難しさは僕もよく知ってる 鋭くなるばかりの 爪を振り上げて 膝を抱えた 傷跡を数えて 「優しさの証」と言う 君はもう居ないのに 流れ落ちるけもののなみだ 激しくなるばかりの 雨に怯えて 姿を隠す 銃声のような音が響く夜に 君にもし会えたら 流れ落ちる流星 傷跡を数えて「優しさの証」と言う 君はもう居ないから 朽ちて枯れるけもののなみだ