AWA

メーデー

318
3
  • 2022.06.22
  • 4:25
AWAで聴く

歌詞

もういいかい ぬるい缶ビールと 蝉の声を少し余して もういいか あるいはもうちょっと 続く人生の幽霊を書く ひぐらしの六畳で ぼろい思い出と暮らしています まあいいか じきに秋時雨 カーテンレースから遊ぶ夕暮れ ああ 「なんにも大切に出来ないなら なんも触らず生きろよ」 「あと死ぬだけだと思ってるんなら なんにも言わずくたばれよ」 「思い出ばっかが美しいのは そうだからだってわかれよ」 痛い言葉がまだ真新しく 痛いまま残ってる メーデー あの日のままで いたい 痛い いたいのにな 手持ち花火の匂いが夏になって すぐに消える メーデー 「忘れないよ」も 嘘にどうせなっていく ああ 嫌だな 嫌だな 半透明の手提げバッグで プール帰りか子供の群れ ああ僕は大人になったんだな 当たり前がひどく怖いや もういいや 適当に金でも盗んで 適当な罪を背負って逃げよう 誰にも気づかれない場所に 一人住んで生涯を終えよう 空っぽになったアパートや そこに窓から刺す夕日の赤 染まる白い手 メーデー 君のこと忘れないでいたいのにな メーデー 結局何も出来るわけないのにさ ああ 嫌だな メーデー あの日のままで いたい 痛い いたいのにな 今年も夏が終わって 栞になった君を歌う メーデー 「忘れないよ」と 歌って 歌って 歌っていく あの白い手を 温もりを 花火が消えた夜の幽霊を 君といた暑い夏の日を

このページをシェア

終活クラブの人気曲

終活クラブ
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし