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天文薄明の街へ

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  • 5:09
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歌詞

光を失くした街にはまた夜が訪れた 逸れた月を捜して 空を仰いでる 少女は胸に抱えた薔薇の花束を 落としてしまったよ 溢れた涙を拭いていた 醒めた夢と気付く頃には 空の掌 夜の向こうへと思い馳せても 確かなものは何一つ無かった さよならも言えぬまま 忘れてしまうなら 明かりを灯す意味は どこにあるのだろうか 重ねた手と手で誓いの旗を 丘に立てた夜 言葉を失くして ただ街を見下ろしてる 少女は胸に抱えた薔薇の花束を 手向けて 祈る様に 月を見てその目を閉じた 冷えた頬が赤くなるまで 立ち尽くしていた 夜を越えたら 胸の痛みも 解けて空へ溶けていくか 置き去りにされたまま 忘れてしまっていた 悲しみも共に連れて行けよ 思い出す前に 「醒めた夢はどこへ消えたの?」 誰もがその先を信じて疑えない 目を覚ませば夜は明けると 誰が決めただろう 夜の向こうへとその身を燃やして 迎えた そこで何を知ろうと さよなら 夜を越えて わたしは捜していた 誰もがその胸に灯した 確かな光を

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