♪ 振り向いたのは クリスマス間近の街 弾む吐息が煙る中に君がいた 「ねえ 久しぶりね」と 微笑む顔によみがえるあの季節 ずっと忘れられずにいた 傷つけたこと 愛したこと なにかうまくいいたいのに 声にならない夕暮れに 遠い景色が映るよ 「変わらないね」と やっとそれだけいえたよ 腕に抱えたプレゼントは誰のため? 「ねえ帰らないで」と 涙に濡れた瞳を振り切った もしも僕があの時に 心 素直に伝えてたら ふたり恋もあの夢も つないでいたの? 遅すぎる すべてが想い出になる ♪ そう 変われないのは僕だね あの日の君はもういない 「いつかまた会えたらいいね」 そういいながら手を振る輪郭(かげ) 少し大人びた君の 背中見送り歩き出す 想い出が沈む街へ…… ♪