花びらのように君との思い出が 高く舞っては散っていく また今日も独りで歩く 河川敷切なくて 君との記憶を 掴みたくて(掴みたくて) 舞い上がって 上がって 上がって 風が僕の心を靡かせる 僕がずっと鬼役かよ ため息混じりの深夜0時 カバンから寂しそうに 顔を出していた 1枚の花びらが僕を見つめ こう言ったんだ 「意気地なし」 花びらのように君との思い出が 高く舞っては散っていく 僕じゃない誰かの 手のひらに落ちるのかなって 僕だって僕だって僕だって 気取ってサングラスかけたり 背伸びして香水をつけたり 苦手だったパクチーも克服したのに 自分にゃ自信なんてつかなくて プライドだけが花咲かせて あとは君を誘うだけなのに 「意気地なし」だよな パッとつかんで 握りしめても 強すぎてバラバラになっちゃうんだ 「不器用」だねって 抱きしめて僕を壊してよ 花びらのように君との思い出が 高く舞っては散っていく 花びらをかき集めて 君に花束をあげよう 風が吹いたって 何度でも拾い集めるさ・ 俺じゃない誰かには絶対に渡さない 俺だって俺だって俺だって