「愁い」 人は弱さに強さを重ね合わせて 悲しみ 胸に塞いで歩く 苦悩を抱え 押し寄せる傷さえ 誰かに救いを求めている・・・ 別れ・・・出逢い・・・ 寂しさは消えず 大人になれば 心 越えられるはずと 失う恐さ 溢れる想い 導かれるままに 身を削り 泣いた 傷付け傷付けられ何かが零れ 愁いは耐え難い現実の中で あの日の澄んだ瞳も今では色褪せた 気持ちとは違う場所へ・・・ 感じ合えない 切なさは癒やせず 大人になれば 妥協も出来るはずと 失う痛み 言葉は枯れた 裂かれた心 行き場をなくし 今 何処に行けば 満たされるのだろうか 果てしなくも限りのある時間の中 当たり前の様に作り笑いも出来ず 気持ちとは違う場所へ・・・ 誰もが痛みを抱え 何かを失い 誰もが痛みを癒し 何かを得て 程遠い理想に歩き続けて疲れ 心は壊れていく 傷付け傷付けられ何かが零れ 愁いは耐え難い現実の中で あの日の澄んだ瞳も今では色褪せた 気持ちとは違う場所へ・・・ 人は弱さに強さを重ね合わせて 傷付きながら 歩いていくしかなく・・・