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つまさき坂

Track by永井龍雲

106
1
  • 1979.04.21
  • 4:14
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歌詞

つま先上がりの坂道で 偶然君と出会ったのjは 春の日にしては肌寒く 日射しの頼りない午後の事 うつむき加減に坂を下りてくる君を 僕はもう疾くに立ち止まり見ていた ふと目を上げたその顔は まるでわくらばが散るように 微かに揺れた その場に二人は立ち尽くし 暫くは思い出に迷い込む 再びざわめきが戻ってくると 軽く会釈をして通り過ぎた 擦れ違い様のあるなしのそよ風に 君の香水の芳りが漂う それはいつでも君からの 便りにそっとさりげなく 添えられていた 随分君も変わったね 薄く口紅も引いてたみたい お化粧嫌いの君を誰が そんなに自由に操っているのか 徒に過ぎる時に戸惑いながら 僕はまだ君の面影に逡巡う 足早に行く君の背は 雲に濾された日の光に 空しく消えた 雲に濾された日の光に 空しく消えた

2曲 | 1979

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