拙いゆびきりした 橋の真ん中に突っ立って うわの空を口ずさんでいるよ 水面に落ちる雫を きっときみは知ることもない どうしていますか? 今でもきみのままでいますか? 遥風に乗せた思いが褪せない 儚い未来 笑い飛ばして 時計の針 巻き戻して いつだってそう 思い出すのは あのぬくもり 自由を愛した少年 どんな障害も突破して 絵空事を塗り替えていくよ きみの言う頂へ いつかぼくも辿り着けるかな どこにいますか? そこから何が見えていますか? 名前もない時を手繰れば眩しい 憧れ 恋焦がれながら 汚れた手 はたきながら 抱きしめていた こころの灯を どうかどうか失くさないで そこに 『何か』が無くても たとえ 『誰か』がいなくても きみはクライマー 思い出すのは あのぬくもり 褪せない 儚い未来 敗れ去っても 人はまた立ち 向かうよ 抱きしめていた こころの灯を どうかどうか失くさないで そこに 『何か』が無くても たとえ 『誰か』がいなくても きみはクライマー ぼくらはクライマー 会いにいくよ