夏目漱石はキューピットだね

歌詞

あの二人付き合ってるの？ って噂されたあの子の 左手にはいつも小説 薄暗い帰り道 うつむきながら歩く君 どんな世界にいるんだろう 文字だらけだなんて言う僕に 古いけど良いよと君は言う 緩んでく　昼から夜に 移りゆく空を見上げて 月が綺麗だねってそっと呟いたら 勘違いされました そんなの僕が悪いよね 僕の勉強不足だね 日本文学学ばなくちゃ 次は綺麗な空見上げ伝えたいんだ 君へのこの想い 少し前の僕なら 臆病で気づけなかった 夏目漱石はキューピットだね 君と2人歩く道 あの日からなんか変わった 魔法の言葉みたいだ 君に近づきたいから 本を読みだす今さら 新しい出会いばかり どれだけの時代過ぎても 君に届く愛言葉 神様よ　漱石様よ 今だけ時止めてください 月が綺麗だねってそっと呟いたら 勘違いされました 何気ない一言も 夜道を一気に切りさく 月が綺麗だねってそっと呟いたら 勘違いされました あの日から始まっていた これから描く小説 空いた右手は僕に貸して 次は綺麗な空見上げ伝えたいから 一緒に帰ろう 100年経ってわかるなら 100年経っても通じるね 100年あとも呟くよ 月が 月が綺麗だね