AWA

なつわるくないね

Track byNARLOW

281
1
  • 2023.09.09
  • 3:44
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歌詞

八月三十一日の時刻は正午過ぎ 寒いくらいの部屋で布団被って 窓の先にある青い空 木漏れ日 蝉時雨 痛いほど夏の風景の中で こんな日に死にたいと思った デタラメな嘘を書いた日記 空想の研究と 適当じゃあ済まない宿題が全部 あの頃と何も変わらない 焦燥と一夜漬け 何もかも嫌になって寝逃げして 別に良いことなんて無かった そんな夏に死のうと思った 美化されて想い出ばかり美しく 湿度も温度もクソなのに 然も"良かった"みたいな顔すんな 人生のタイムカードを切ったので そろそろお暇です これで将来の不安も不満も苦難も バイバイだ 夏が暮れると共に夏のまま 学生の時に亡くなった 親友のお通夜の日 彼はピーターパンと呼ばれてた これからの方が楽しくて 自由なのになんでって言われてた 今になって分かるけど その先も自由なんて無かった そんな愚痴を言えたら良かった それらしい理由ばかりが後付けで 気付いても言ってくれなくって その分かってましたの 顔嫌(や)だな たらればで人の人生嘆くなら 叱って欲しかったよ だけど後悔も未来も期待も嫌いも バイバイだ 苦手な夏と共に やり残したこと無くなった 世界の寿命の日 誰にも知られずに消えるのかな 本当は今も止めて欲しいんだ 死ぬのが怖いよ この気持ちはこの記憶は この心はどうなるんだろ 美化されて想い出の中生きれたら きっと格好良い事だけど 想像してみたらちょっと寂しいな 残された親も家族も友人も どうせ死ぬんだ それを看取って抱いて 泣いて愚痴って 笑って看取られて死にたい そう思ったんだ 残暑の厳しい九月一日 午後から雨予報 痛いほど夏の風景の中で こんな日に死にたいと思った

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