AWA

Don't Green (feat. 狐火)

Track byWAZGOGG

419
7
  • 2021.11.03
  • 4:00
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歌詞

どうせ、どんぐりの背比べ こんな田舎町で何したって 見てみ あんな風に 80過ぎて朝から公園のベンチで 酒盛り あのどちらが成功者 所詮どんぐりの背比べ 「あれが60年後の我々だったら 楽しそうで何よりです」 何て言ってた あいつの背中を見送ったのは 2008年 「先に公園のベンチで待ってるわ」 なんて強がりながら 反比例する表情を たまに ライブ前に思い出すわ 比べるものがなくなってから それでもずっと続けられるか 1人で 孤独は常に 安定をちらつかせる 転がり続けるドングリだった 傷だらけだったかでも 心の傷はラッパーの価値だ なんて マイクくわえた 3等流 アルコールなしのアンコール あの頃のみんなに会いたい オレが人生の半分ラップに投じた頃 あいつは人生の半分子供に預けた 同窓会 「入り口で色眼鏡でも 配られてんのかな」 なんて渾身の冗談に 開いた口が塞がらない皆さん みんな気をつかってオレの近況を 誰も聞かない 酔っ払ってきた頃に 「今年は紅白出れそうか?(笑)」 なんて ここには二種類の人間しかいない 紅白に出れる奴と出れない奴 二次会終わり カラオケは行かずに 迎えに来てもらった 母親の車 久しぶりに座った助手席 対向車のライトに浮かぶシワ見て 思い出す 高校の卒業式の帰りもこんな 感じだった 「楽しかったかい?」 「まぁ、振り返ればね」 転がり続けるドングリだった 傷だらけだったかでも 心の傷はラッパーの価値だ なんて マイクくわえた 3等流 アルコールなしのアンコール またあの頃のみんなに会いたい オレが人生の半分ラップに投じた頃 あいつは人生の半分子供に預けた 大学生の頃 彼女にフラれ 友人と夜中に車で東京を目指した 千葉で灯ったエンプティランプ 現役退く間際に友人がいう 「お前は一生現役でいてくれ」 結婚20年目の友人はいう 「好きというだけでの継続は 難しい」 何度か立ち止まる機会はあった ただ まだ行けると ガソリンスタンドを車窓で見送った ここまで来て エンプティランプが灯ったとしても 止まったら そこで終わってしまう気がした 音楽を続けていると昔の自分に 何度も何度も出会う そして、何度も何度も励まされる 転がり続けるドングリだった 傷だらけだったかでも 心の傷はラッパーの価値だ なんて マイクくわえた 3等流 アルコールなしのアンコール またあの頃のみんなに会いたい オレが人生の半分ラップに投じた頃 あいつは人生の半分子供に預けた 空を取り戻そう あの頃 聴いてた アーティストの吉報じゃなく 訃報の時にだけ 連絡よこす先輩 訃報までの道のりで その何倍もの吉報があったよ 確信に変わる あの頃見てた ヒップホップドリームは ブリンブリンに輝き続け まだ右手に握ってる

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