「私は冬が好き 言葉が白く目に見えるから」 そう言った君の隣 ひねくれ者は思う ああそうかこんな風に 空に上がって消えちゃうから うつむいたままの君に まっすぐ伝わらなかったのか 今君を抱き寄せて 大丈夫って言えたら 何かが変わるだろうか 見下ろした街と 見上げた星空だけじゃ 塗りつぶせないだろうか 伸ばしかけた腕に 君は気付いてるかな … <♪> 僕がいいだなんて君は言わないかな でも 僕でいいくらいは 言わせてみたいのさ 僕らが生きてくこの大きな 川の流れに飲み込まれた 君の流したひとしずくも すくいとるから たたかわせてよ僕を その迷いと僕を 踏み出せないままで 名付けた最後の一歩は きっと最初の一歩なんだよ <♪> 私は冬が好き 今君を抱き寄せて 大丈夫って言えたら 何かが変わるだろうか 見下ろした街と 見上げた星空だけじゃ 塗りつぶせないだろうか 揺れながら近づいた バツだってうけるよ 僕はここにいるから 少し遠回しに なるべく素直に言うよ 次の春にでも 私は冬が好き 僕は君が