君を隣に乗せて走った 深夜一時の第三京浜 色取り取りの航空障害灯を 見詰める君と 自分との間にはいつもの缶コーヒー 君を隣に乗せて走れば そこは二人だけの映画館 流れる景色だけ有ればそれはもう 何にも被らない 一つだけのストーリー 二人だけのストーリー 生きる為のストーリー 全てが 足りなかったあの時の僕達は 今なら 上手く手を繋ぎながら進めたかな? あれから 君は幸せに生きているのかな? 遠くに見える工場群 あの日と同じで違う 左右に出したウインカー消して 曲がらずに真っ直ぐに走った 諦める事と逃げる事の区別が 出来ないままで アクセルを踏んで ガス欠になって 進めなくなった 全てが 足りなかったあの時の僕達は 今なら 上手く手を繋ぎながら進めたかな? 忘れない どんな自分も信じてくれた事 言いたかったのはサヨナラじゃない ありがとうを超えたありがとう 全てが 足りなかったあの時の僕達は 今なら 上手く手を繋ぎながら進めたかな? 忘れない どんな自分も信じてくれた事 言いたかったのはサヨナラじゃない ありがとうを超えたありがとう 感じていたのは悲しみじゃない 君との日々の正しさ