今宵、ヴェロニカは 退屈そうにあくびしてから ありふれたパーティーをかき 回すだろ スパンコール飛び散る平手打ち グルーヴを打ち壊してくれるだろう 時計の針が揺れ動く 明かりが灯る一番街 誰もが気まぐれな夜に 酒場のドアのベルは鳴る 赤、青、黄色とめぐりめぐれば 約束もなしに何故かそこにいる 今宵、ヴェロニカは エレキギターかき鳴らして 氷が溶けたグラスを叩き割るだろう きっと想うがままに 世界を変えてゆく 遊び場へと変えてゆく 家から飛び出した君は 時計の砂をかき集めた 誰にでも気まぐれに嘘つき 孤独でさえおもちゃにする 君が生み出すパラノイアに 僕も混ぜてくれないか 姿もなく隣に座る君のために 名前をあげる 今宵、ヴェロニカは ナイトパーティーかき回して 退屈なグルーヴも打ち壊して きっと 想うがままに躍りつづけている 血の色のインクで書いた シナリオでさ この世界を終わらせてくれるだろう