誰かが作った恋じゃ埋めらんないな このブルーは いつまで続くのでしょう 出口も鍵もない宇宙の真ん中で 新しい夏に憧れている 未来が見えなくても 私、苦しくなんかないわ 大丈夫とピースのサインで強がった ありふれた生活の愛しさよ、 消えないで このままじゃいられない そんなことは分かっている 曖昧な「またね」に 頷くたび、不安だったこと バレないように靴紐を結んで 手を振った 会いたいのだと言いたくて 言葉を繋いで悩む夜もまだ 思い残すことのない今日を 探し続けている 足りないからさ、寄り添って いつかはもっと気楽に2人 抱きしめ合いたいけれど 今は笑顔すら見せられない 20回目の全ては酷くて優しかったな この命に絶えず溶け込んでいく 虫の声も遠い部屋の真ん中で 名前の無い歌を叫んでいる あの日の君に似た 甘そうな雲に触ってみたくて 調子の悪い自転車に跨って 追いかけた こんな夜は寂しいと 眠りを急いで堕ちる夢にまで 褪せても消えることのない今日を 探し続けている 退屈を熟すより 素敵なメロディにのって我儘に 流離い歩く明日になれば 少しは愛せるのかな 会いたいのだと言いたくて 言葉を繋いで悩む夜が またやってきて 君を想う 星を数えながら 泣きたい時は寄り添って いつかはもっと気楽に2人 抱きしめ合いたいけれど 今は笑顔すら見せられない