鳥が埋めつくす黒い空は 現れた君のスカートのひとふりで 完璧な青に甦った 時が止まるのを僕はみたのさ 見おろす海のまんなかでは 船が荷をほどいて家畜を放した 技術を嫌う君と同じで 腕の蕁麻疹がそのサイン 広がる世界が気に入らないなら 好きな服を着て ベッドへ沈もう ほとんどの嘘を吐き終えたら、 天国へ行けると僕は考えた また脈打つこころは優しく 牙を剥くシュレッダー あの日の僕らは狂っていたのかな ふたり ひとつになろうとして 僕は見たいのさ 善と悪がまだ 引き離されるまえの姿で、って 君に伝えたら 今日も笑うかな 「いつもありがとう」って 言ってくれるかな 逆さのベーゼンドルファー 青いドッペルゲンガー タイプライター 机上の音楽 逆さのベーゼンドルファー 青いドッペルゲンガー タイプライター 机上の音楽