失くしてばかりだって ずっと思っていたから 代わりを見つけた時 嬉しいとそう思えたんだ 正しいこと 間違えたこと まだ決まってやしないでしょう 二つに一つ響いたら 空を突き抜けるまで 二つで一つ結んだら 光(いのり)を束ねるだけ 選んだこの道が行き止まりでも 貫く二者穿一 心だけが逸って 生きる様を語った 体だけが残って 死に様を失っていた 閉じていた戸を開け放つ度 旗を掲げる音がした 二つに一つ握ったら ずっと離さないのように 二つで一つ進んだら 境(はざま)に落ちて行くだけ 照らしたその日々が遠くなっても 貫く二者穿一 駆け抜けてくその 命の先には 「儚さが待つ」など まだ終わってやしないでしょう 二つに一つ響いたら 空を突き抜けるまで 二つで一つ結んだら 光(いのり)を束ねるだけ 二つは一つ握ったら ずっと離さないように 二つは一つ進んだら 記憶を交えるだけ 選んだこの道が行き止まりでも 貫く二者穿一 貫く二者穿一